東亜ガス株式会社

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エネルギー

事務所に災害対応型LPガス供給設備を設置

先日、災害対応型LPガス供給設備(非常時用のガス栓格納BOX、炊き出しセット、自立型GHP等を含めたガス設備)を設置しました。

通例で災害対応型というとバルク貯槽(タンクにバルクローリー車が充填する)を真っ先に想像されると思いますが、当社ではあえてシリンダー(容器での交換供給)供給を選択しました。当社敷地内には、最大貯蔵量12,350kgのLPガス貯蔵設備があります。万が一の震災で、バルクローリー車が充填に来られないのでは、意味がありません。当社には、常に50kg容器が在庫として貯蔵庫にあり、万が一に際にもガス切れがないようにしました。

ガス栓格納BOXには、二口ヒューズガス栓が5個あり、最大10ヶ所の炊き出し用ガス器具の使用が可能です。また、炊き出しステーション(イワタニ製)を備えることにより、一度に約100人分の50合の炊飯と汁物(約23L)の調理が可能になりました。

20馬力の自立型GHPは、停電時には、事務所1階の1系統の照明と2口のコンセント分の電力を確保できるようになります。

今回、このような設備を導入するにあたり、地元自治会の会長様にも情報を開示したところ、地元の災害時の拠点の一つになり得る設備であり、地元としては非常にありがたいというお言葉も頂戴いたしました。

これからの自治体の防災訓練に是非利用したいという要望もあり、弊社としては地元貢献として地元住民様に社員一同で期待にお応えしたいと思っております。

 

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